『ドミノ・ピザ・エンタープライゼス』は、205店舗を閉鎖すると発表し、うち172店舗が日本の店舗となっています。
そこで気になるのは
といった内容ではないでしょうか。
この記事では『ドミノピザの閉店ラッシュはなぜ?日本の172店舗が閉鎖の理由は?』と題して、なぜドミノピザの閉店ラッシュが起こっているのか、日本の172店舗が閉鎖する理由について調べてみました。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
ドミノピザの閉店ラッシュはなぜ?
ドミノピザの閉店ラッシュがなぜ起こっているかというと、収益改善のために不採算店舗を整理するためです。
日本を含む店舗の閉鎖により、年間約15億円(1550万豪ドル)のコスト削減が見込まれています。
しかしなぜ、整理しなければいけないほど不採算店舗が増えたのでしょう?
![](https://mamosan.com/wp-content/uploads/2024/11/ひよこ2-150x150.jpg)
簡単に言ってしまうと、コロナでめっちゃ店舗を増やしたからです。
ドミノピザは、2023年に宅配ピザ業界で初めて1000店舗を突破しました。
ピザチェーンとして初めて全国47都道府県を制覇!
403店舗は2020年以降の3年間に出店しています。
3年間の間に出店数が増えた理由は『コロナ禍』でのフードデリバリーの需要が高まったから。
「緊急事態宣言」「不要不急の外出を避ける」って言われてましたよね。
コロナ禍ではデリバリーやテイクアウトがほどんどで、外食する機会はなかったのではないでしょうか?
しかし今では行動制限もなくなり、外食や買い物が自由にできるようになりました。
コロナ前の生活が戻れば、自然と需要も減少しますよね。
『ドミノ・ピザ・エンタープライゼス』のマーク・バンダイク最高経営責任者(CEO)は、「長期的な成功のため、事業の再構築を進める」と述べており、今後は収益性の高い地域への投資を強化する方針を示しています。
日本の172店舗が閉鎖の理由は?
日本の172店舗が閉鎖の理由は、日本市場での戦略を見直すためです。
戦略を見直す原因は以下の3点ではないでしょうか。
- デリバリー需要の低下
- 競争が激しく、強力なライバルの増加
- コストの増加
1.デリバリー需要の低下
『コロナ禍』ではフードデリバリーの需要が急激に高まりました。
ドミノピザは、2020年以降の3年間に403店舗も出店してます。
しかしコロナ前の生活が戻って、外食や買い物が自由にできるようになったため、デリバリーの需要が下がっています。
2.競争が激しく、強力なライバルの増加
ディスカウント店『ドン・キホーテ』や、『オーケー』などの食品スーパーが店内調理のピザの販売に力をいれています。
2024年8月にはコンビニエンスストアの『セブンイレブン・ジャパン』が宅配ピザに参入しました。
また『Uber Eats』や『出前館』などの普及によって、競争が激しくなっています。
3. コストの増加
人件費、ガソリンの価格の上昇、原材料の高騰や広告費といったコストの増加も経営に大きな影響を与えていると考えられます。
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宅配ピザって基本お値段が高いよね。
お持ち帰りしたら安くなるのはありがたい!
ドミノピザは今後デジタル戦略を強化し、アプリ注文の改善やデリバリーの効率化を進める見込みです。
まとめ
ドミノピザの閉店ラッシュがなぜ起こっているのか、日本の172店舗が閉鎖する理由について調べた結果は以下になります。
収益改善のために不採算店舗を整理し、日本市場での戦略を見直すためです。
『コロナ禍』でフードデリバリーの需要が高まり数多く出店したが、コロナ前の生活が戻り、需要が下がり、またコストが増加などが経営に大きな影響を与えています。
長期的な成功のための事業の再構築により、今後は収益性の高い地域への投資を強化する方針を示しています。
またドミノピザは今後、デジタル戦略を強化し、アプリ注文の改善やデリバリーの効率化を進める見込みです。
新たな戦力によってドミノピザがどう変わっていくのか興味ありますね!
最後までお読みいただきありがとうございました。