映画『フロントライン』は、新型コロナウイルスのパンデミック初期に起きた集団感染事件を題材に、最前線で懸命に闘った医療従事者たちの姿を描いた作品です。
そこで気になるのは
といった内容ではないでしょうか?
この記事では『【フロントライン】映画の原作やモデルは?あらすじやキャスト紹介!』と題して、映画『フロントライン』の原作やモデル、物語のあらすじ、主要キャストなど、気になるポイントをわかりやすくご紹介します!
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
映画『フロントライン』の原作は?
映画『フロントライン』には、いわゆる「原作」と呼ばれる小説や漫画は存在しておらず、増本淳さんによる完全オリジナル脚本で制作されています。
世界規模で人類が経験した新型コロナウイルスを事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化した日本で初めての作品である映画『フロントライン』が6月13日(金)より全国公開となります。
フロントライン公式ホームページ
増本さんは医療ドラマの名手として知られ、実際に現場で対応した医師や関係者への綿密な取材を重ね、リアリティあふれる物語を構築しました。
また、映画公開に先駆けて、増本淳さんが執筆した小説版『フロントライン』が2025年5月29日に発売されています。
増本さんにとって初めての著書となる小説です。
初版分には、非売品「映画ポストカード」が封入される予定です!
映画『フロントライン』のモデルは?
映画『フロントライン』のモデルとなったのは、2020年2月に横浜港に入港した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」で発生した新型コロナウイルスの集団感染事件です。
日本初の大規模クラスターとして連日報道され、厚生労働省や災害派遣医療チーム(DMAT)など多くの機関が対応にあたりました。
映画は、実際に船内で活動した医師や看護師の証言をもとに、現場の混乱や医療従事者の葛藤をリアルに再現しています。
登場人物の行動や心情描写も、取材を通じて得られた実体験や証言に基づいて構成されており、社会的な意義の高い作品となっています。
また、映画『フロントライン』の
- 主人公・結城英晴のモデル:阿南英明医師
- DMAT事務局長・仙道行義のモデル:近藤久禎医師
だということも、映画の公式ホームページに記載があります。
映画『フロントライン』のあらすじは?
映画『フロントライン』のあらすじは以下になります。
横浜港に入港した乗客乗員3711名を乗せた豪華客船。乗客のひとりは新型コロナウイルスの感染が確認されており、船内では100人以上が症状を訴えていた。国内に大規模なウイルス感染専門の機関がない中、災害医療専門組織のDMATが急きょ出動する。
映画ナタリー
2020年2月、乗客乗員3,711名を乗せた豪華客船が横浜港に入港します。
船内では新型コロナウイルスの感染が急速に拡大し、100人を超える乗客が症状を訴えていました。
日本には大規模な感染症対応の専門機関がなかったため、災害派遣医療チーム「DMAT」が急きょ出動することになります。
DMATの指揮官・結城英晴(小栗旬)と厚生労働省の立松信貴(松坂桃李)は、対策本部で指揮を執り、現場では医師の仙道行義(窪塚洋介)や隊員の真田春人(池松壮亮)らが患者や乗客の命を守るために奮闘します。
一方、マスコミの過熱報道が世論を煽る中、医療従事者たちは自らの命を危険にさらしながらも、全員が無事に下船し日常を取り戻せるよう最前線で戦い続けました。
本作は、未知のウイルスと対峙した現場の緊張感と、命を救うことの重み、そして社会の混乱の中で揺れる人々の姿を描いています。
映画『フロントライン』のキャスト紹介!
映画『フロントライン』は主なキャストは以下の通りです。
役名 | キャスト名 | 役柄 |
---|---|---|
結城英晴 | 小栗旬 | DMATの指揮官 |
立松信貴 | 松坂桃李 | 厚生労働省の役人 |
仙道行義 | 窪塚洋介 | DMATの現場トップ |
真田春人 | 池松壮亮 | DMAT隊員 |
羽鳥寛子 | 森七菜 | 船内クルー |
河村さくら | 美村里江 | 6歳の息子と乗船した母親 |
上野舞衣 | 桜井ユキ | TV局の記者 |
轟 | 光石研 | 報道責任者 |
宮田 | 滝藤賢一 | 病院の医師 |
日本映画界を代表する豪華キャストが集結しています。
このほかにも、吹越満など実力派俳優が脇を固め、物語に厚みを加えています。
まとめ
映画『フロントライン』の原作やモデル、物語のあらすじ、主要キャストなどを調べた結果は以下になります。
映画『フロントライン』は、実話をベースに増本淳さんによるオリジナル脚本で制作されています。
モデルはダイヤモンド・プリンセス号での新型コロナウイルス集団感染事件であり、現場で奮闘した医療従事者や関係者たちの姿がリアルに再現されています。
- 主人公・結城英晴のモデル:阿南英明医師
- DMAT事務局長・仙道行義のモデル:近藤久禎医師
未知のウイルスに立ち向かった医療従事者たちの苦闘と希望を描いた『フロントライン』。
小栗旬さん、松坂桃李さん、池松壮亮さん、窪塚洋介さんなど、日本映画界を代表する豪華キャストが集結しています。
この作品は、パンデミック初期の記憶を呼び起こしながら、命の尊さや医療現場のリアルを私たちに深く問いかけてきます。
ぜひ映画館で、その緊張感と感動を体験してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。