実写化不可能と言われていた傑作ミステリー『十角館の殺人』がドラマ化され、日本テレビ(関東ローカル)では2024年12月30日(月)より放送が始まります。
そこで気になるのは
といった内容ではないでしょうか。
そこでこの記事では『十角館の殺人のドラマはどうやって映像化した?ネタバレあり!』と題して『十角館の殺人』のドラマをどうやって映像化したのか、実写化不可能と言われているのはなぜか調べてみました。
記事の内容にはネタバレが含まれているので、気になる方は注意して読み進めてくださいね。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
十角館の殺人のドラマはどうやって映像化した?
『十角館の殺人』のドラマはどうやって映像化したのかというと、原作の小説のトリックの通り、1人2役を演じることで映像化を実現しています。
『十角館の殺人』とは綾辻行人さんによるベストセラー小説の『館』シリーズ第1作目です。
大学のミステリー研究会のメンバーで、ニックネームで呼びあっている7人が合宿で「角島」に訪れ、そこで殺人事件が起こります。
一方本土でも、主人公である元ミステリー研究会の江南孝明の元に、亡くなったはずの人物から奇妙な手紙が届き、島田潔とともに事件について調べ始めます。
このように、角島と本土という離れた場所で同時に謎解きをするという物語になっています。
実は角島で登場するヴァンと、本土で登場する守須恭一は実は同じ人物なんです。
小説では文章だけなので言葉のトリックを活かし、情報を隠したり錯覚させることが可能です。
ですが映像化すると、隠すとこも錯覚させることも難しいですよね?
だからこそ「ドラマはどうやって映像化したのか」興味がありましたが、役者さんが見事に演じることで成立していました。
また『十角館の殺人』の舞台は1986年で、原作者である綾辻行人さんも時代設定は原作通りがいいと強く伝えたそうです。
原作の図面に忠実なセットがつくられ、インカメラVFXの技術によって『十角館の殺人』の世界観が表現されていました。
『十角館の殺人』の原作者である綾辻行人さんも、『十角館の殺人』のドラマに満足していると以下のように話しています。
「○(マル)だと思いますね。これは幸せな映像化だなと。効果を追求した、コロンブスの卵のような手法でトリックに挑んだ。映像監督の矜恃というものの成果を観て、拍手したくなりました」
https://moviewalker.jp/news/article/1188288/
十角館の殺人とは?
『十角館の殺人』とは綾辻行人さんによるベストセラー『館』シリーズの第1作目です。
『館』シリーズは全世界シリーズ累計670万部を超える大ヒット作品で、1987年のデビューから今も書き続けられています。
『十角館の殺人』のドラマはHuluで2024年3月22日(金)より配信が開始されました。
日本テレビ(関東ローカル)でも2024年12月30日(月)より放送がスタートされます。
十角館の殺人のあらすじ
『十角館の殺人』のあらすじを紹介します。
1986年3月26日、大学のミステリー研究会のメンバー7人が合宿で「角島」に訪れます。
メンバーの7人はお互いの事をニックネームで呼びあっています。
謎の死を遂げた天才建築家、中村青司が建てた十角形の建物「十角館」で1週間ほど合宿をする予定でしたが、合宿中にミステリー研究会のメンバーが殺害され、疑心暗鬼になり互いに疑い始めます。
一方、本土ではミステリー研究会に所属していた江南孝明の元に、亡くなったはずの中村青司から奇妙な手紙が届きます。
その手紙によって半年前の中村青司の事件に興味をもち、島田潔とともに事件について調べ始めるのですが・・・。
角島と本土、海を挟んだ2つの場所で謎解きが始まるという物語です。
最後はあっと驚く内容になっていますので、気になる方はぜひ『十角館の殺人』のドラマをご覧になってください。
実写化不可能と言われているのはなぜか?
『十角館の殺人』がなぜ、実写化不可能と言われているかというと、別の場所で登場する人物が、実は同じ人物だったというトリックが使われているからです。
小説では文章だけなので言葉のトリックを活かし錯覚させ、角島で登場するヴァンと、本土で登場する守須恭一が別の人間だと思わせることができます。
しかし映像となると同一人物だとバレてしまいますよね。
なので実写化不可能と言われているようです。
ではこの課題をどうやってクリアし映像化したのでしょうか?
角島で登場するヴァンは、原作の小説では風邪症状があるという設定だったので、ドラマではマスクを着けて顔がはっきり見えないようにしていました。
どうやって映像化したのか気になった方は、日本テレビ(関東ローカル)で2024年12月30日(月)より放送が始まりますので、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
『十角館の殺人』のドラマはどうやって映像化したのか、なぜ実写化不可能と言われているのか調べた結果、別の場所で登場する人物が、実は同じ人物だったというトリックが使われているということが分かりました。
原作の小説を読んでいる人も、Huluで『十角館の殺人』のドラマを見た感想は「面白かった」や「再現できている」という意見が多くあり、また原作者の綾辻行人さんも満足しているようです。
日本テレビ(関東ローカル)では2024年12月30日(月)より放送が始まりますので、実写化不可能と言われてた傑作ミステリー『十角館の殺人』のドラマをぜひチェックしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。